ハカセの実験ノート
ハカセが日々のできごとを記録しているブログです. たまにサイエンスな内容を書いたり,たまにどうでもいい話をしたり.
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研究は何のために?
たまには研究の話でも書いてみよう.
つい先日,インターネットのニュースに出ていた興味深い研究.

”高速回転するゆで卵のジャンプを証明”

これだけだと一体何の話やら….

横倒しになったゆで卵を高速回転させると,卵は立ち上がって回転し始めるらしい.
こちらに動画と詳細が載ってるので,ぜひ見て欲しい.
で,ゆで卵が横倒しから立ち上がる瞬間に,理論的にはジャンプしているという.
しかしジャンプの瞬間が短いため,実験は非常に困難である.
それが今回実験に成功し,理論が証明されたそうだ.

この理論研究をしたのは,慶応義塾大学の下村裕教授.
ここにゆで卵ジャンプの研究に至るいきさつが書かれている.
その中にある一文.

”「こんな研究をして何の役に立つのだろう?」と思われる方が多いかもしれません”

確かに.
ゆで卵がジャンプしているから,どうだというのか?
ジャンプしていることが分かって,我々に何の影響があるのか?
しかし下村教授は次のように続けている.

”私がこのようなことを一所懸命行っているのは、未解決の身近な現象を解明することがひとえに楽しいからです。しかし将来きっと何かの役に立つと私自身は信じています”

そう,全くその通りなのだ!
”現象を解明することが楽しい”
これこそが研究の真髄,そして醍醐味!!

・身近な現象を解明したいから.
・実験で綺麗な模様が出てくるから.

ただそれだけの理由で,研究に取り組む.
実際,ハカセが博士課程に進んだのも,実験の映像が綺麗だったから.
何の役に立つかは…うん,まぁ後で考えよう….

もちろん,何かの役に立ってこその研究だよ.
特に企業や会社では,すぐに役立つ研究を行なっている.
スポンサーには
 ”この研究がいかに役立つか”
をアピールしないと予算が取れない.
でも研究のモチベーションは,役立つかどうかだけが全てではないのだ.

だから身近に博士課程の人が居たら,こう聞かないでほしいなぁ.

 ”何でそんなこと研究してるの?”
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