ハカセの実験ノート
ハカセが日々のできごとを記録しているブログです. たまにサイエンスな内容を書いたり,たまにどうでもいい話をしたり.
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忙しさの中で
研究室の人と,研究に関するミーティング.
G先生と議論できる数少ない時間なのだ.
”G先生”とは,スウェーデンでお世話になってる先生.
しかしG先生はいつもミーティングの途中で抜けてしまう.
他にも色々と用事があり,かなり多忙らしい.

G先生は,すごく頭の回転が早い先生.
ややこしい実験結果についても,ズバっと分かりやすい考察をする.
ハカセが取り組んでる研究分野では,有名な先生なのだ.
G先生の話を聞くだけで,すごくためになる.

聞いた話では,数年前までG先生はこんなに忙しくなかったらしい.
3時間くらい議論することもしばしば.
ところが活躍する先生には,色々と仕事が舞い込む.

能力のある研究者ほど,研究に費やす時間が減ってしまう.

研究者にとってのジレンマ.
ノーベル賞を受賞した田中耕一さんが典型的な例だ.
現場で研究を続けるために,会社の昇進を拒み続けた.
昇進するとデスクワークばかりで,研究ができなくなるからだ.

ハカセの周りの先生も,学科主任やプロジェクトリーダーになることがある.
これは会社でいう出世みたいなもの.
でも大抵は ”雑用が増えた…” という具合に心から喜べない様子.
何かのリーダーになったり昇進するのは,研究から遠ざかることを意味する.
先生や研究者は研究を続けたいのだ.
何と出世欲の低い分野だろうか!
そしてこの矛盾した現状!!

今まで積極的に議論に参加してくれた先生方が,忙しくて来れなくなる.
これでいいのだろうか?
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